お葬式の今と昔

 お葬式は経験したくないものですが、人が亡くなるのは宿命です。
 昔のお葬式は地域の方々で執り行われていて、祭壇や霊柩車など持ち合わせていないものを葬儀屋に依頼、借用していただけでした。
葬儀屋は貸し出しを行っていただけです。お葬式を仕切っていたのは親族や地域の長で、長年の風習に従って段取りをしていました。
 しかし、近年は核家族が進み、ご近所付き合いも薄くなり自分で段取りをしなくてはいけません。ここから葬儀社に求められることがご家族に代わって、段取りからすることに変化しました。
少し前まではお葬式について語ることは縁起が悪いとタブー視されていましたが、時代は変わりTVCMで葬儀社の宣伝が流れたり、折り込みチラシが入ったりと日常的に目にすることが増えてきました。
 いつの時代でも送る立場であれば「少しでも満足のいくお葬式」を、送られる立場であれば残された方に「できるだけ迷惑をかけずに」と考えるものです。

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